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院長コラム
もういっぺん、日本のてっぺんに
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院長コラム(月一回更新です) |
第166回 大分に進撃!(前編)
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学会発表の前日、熊本市内でレンタカーを借り、隣県の大分まで走った。
目的地までは2時間ほどなのだが、道中はどしゃぶりの大雨!
辿り着けるか不安になり、途中阿蘇山に寄りたかったのだが…あえなく断念。
さらに大雨の中、 うっそうとした山々に囲まれた谷底のような田舎道を
走っていると、だんだん閉塞感で息苦しくなってきて…
確か去年、長野でもこんな道走ったよな…。と記憶がよみがえる。
長野の山奥の100kmMTB大会にて。この時もレンタカーを借り車中泊で出場
8時間半で何とか完走も、初めてチャリで尻の皮が剥けました(^_^;)
同じ田舎道でも、稚内は
大地!海!ひたすら道真っ直ぐ!
みたいな(^_^;)
究極の直線道路、猿払のエサヌカ線。全国からバイカーがやって来る
まだバイクに乗っていた8年前、かつてはパパっ子だった娘が懐かしい
こうした”開放感のある田舎”に住んでいる者にとっては、
太陽が遮られるほどの高い壁のような山々に囲まれ、
クネクネした谷底のような”閉塞感のある田舎”は、運転が辛くなってくる…
そんな中、やっと目的地”道の駅”に到着!
この日の目的である、進撃の巨人ミュージアムに進撃!
大山町(合併により現在は日田市)の道の駅に到着!
エレンが出迎えてくれた。 天気も回復し安堵
私の独断による”日本三大SF漫画”は
80年代AKIRA、90年代寄生獣、そして2000年代進撃の巨人であり、
せっかく日本の端から端まで来たからには、行かずにはいられない!
さっそく巨人の募金箱?が出迎えてくれた
この町で生まれ育った、作者の諌山創(いさやま・はじめ)氏の略歴
”進撃の巨人”は、作者がまだ何と、20歳そこそこでのデビュー作に等しい。
作者はそれまでの人生の大半を、この山々に囲まれた田舎町で過ごした、
にもかかわらず、独創的かつ壮大な設定、計算され尽くした伏線の数々…
自由な発想力は、地方にいようが都会にいようが、
そのひとの頭の中から生まれるものだ
(院長コラム第20回より)
そびえたつ山々に囲まれ過ごした、幼少期の原風景が
やはり原作の設定に大きな影響を及ぼしたとのこと
作者の幼少期の作品。やはり才能の一端を大いに感じさせる
作者は中学時代、友達とロケット花火の打ち合いにハマり、この盾を自作
この体験が作中での”雷槍”に繋がったという、興味深いエピソードも
原作開始当初は、壮大な物語にまだ画力が追い付いていなかったが
次第に画力も好ましい方向(萌えとかでない)へと上達し…
「とった!」私が最も好きな作中の一場面
これほど迫力ある、素晴らしい構図を描き出すまでになる
「とった!」の場面は、おみやげの焼きそばの箱イラストにも流用され(^_^;)
原作ファンの娘にプレゼント。パリパリしてすごく美味しかったそうです
日田市の町おこしにも、進撃の巨人がコラボしており、
世界中からファンが聖地巡礼に訪れるそうで…!
これを参考に、昼食は日田市に進撃!
日田市名物”寶屋ちゃんぽん”
普通盛りでも野菜てんこ盛り!大変美味しかったです
さて昼食後は、進撃の巨人ミュージアムANNEX(別館)にも進撃!
(次回に続く)
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